巻き爪の治療は何科を受診すれば良いのでしょうか?
2020/06/11
目次
皮膚科専門病院
巻き爪は処置できないと言われる事が多いです。
ただ、皮膚に爪が食い込んで炎症や化膿している時は消毒や薬を処方してもらえると思います。
また、上記写真の様にコットンを挟んで応急処置的な事をしてもらえる場合もあります。
総合病院の皮膚科
多くは形成外科や整形外科に案内されます。
病院によって扱う科は違う様なので、その病院で外科的な手術ができる科と言う事だと思います。
もちろん、消毒と痛み止め、化膿止めの薬だけで良ければ対応はしてもらえます。
形成外科、整形外科
次に形成外科と整形外科です。
総合病院でどちらに案内されるかはその病院次第です。
形成外科が多かったので個人の病院も形成外科に行きました。
ですので個人病院の整形外科は巻き爪では受診していません。
ここでは形成外科に焦点を当ててまとめてみます。
形成外科専門病院
爪が伸びていればワイヤー矯正法ができます。
爪先端の白い部分が2mmではこの方法は出来ないと思います。
その先端の白い部分に2ヵ所穴をあけてワイヤーを逆U字になる様に通します。
ワイヤーが真っ直ぐになろうとする力を利用して爪の両サイドを持ち上げる。
そんなイメージの方法です。
伸びてなければ皮膚科専門院と同じコットンでの応急処置で爪が伸びるのを待ってからの処置になると思います。
施術は保険適用ですが、ワイヤーは保険適用外なので実費買取となります。
ただ、ワイヤーは10cm程あるので何回かは保険適用の施術代だけで通院できます。
ワイヤーも保険適用の病院があるのかはわかりません。
総合病院の形成外科
まず手術を勧められると思います。
手術内容は状態にも依りますが、巻いているサイドの爪を根元まで切除・・・等が提案される事が多いです。
両サイドが巻いていたら爪は真ん中しか残らない状態になります。
ここでもワイヤー矯正法をしてもらえる病院もありますが、
とにかく手術を勧められます。
結論
あくまでも巻き爪患者だった私の実体験です。
全ての病院がこの記事の様な対応とは限りません。
総合病院5件、皮膚科専門病院3件、形成外科専門病院3件と言う少ない受診件数での話ですが、巻き爪で病院を受診するなら「形成外科」が良いと思います。
総合病院なら総合受付が設置されていると思いますのでそこで相談されるのも一つの方法です。
ただ、これだけ病院を巡りましたが私の巻き爪は治りませんでした。
手術をすれば病院でも治ったかもしれませんが踏み切れませんでした。
お察しの通り、かなりの時間と費用も費やしました。
巻き爪は患っている人にしかわかりませんが、とても痛いです。
靴を履く以前に靴下を履くだけでも痛いです。
ひどくなってくると、掛布団さえも痛くて睡眠にも支障をきたします。
私の場合はB/Sスパンゲと言う矯正法に辿り着く事ができて巻き爪は治りました。
どんな方法にも個人差はあります。
皆さんもご自身にあった方法に出会える事を願っております。